スキャナーを買った

今週の月曜日にネットでスキャナーを注文していて、それが本日届いた。


ものはフジツーのScanSnapの新しいやつである。muni62は現在マンション住まいなのだがその一室が本で占領されている。正確には数えていないが大体1500冊くらいはあると思う。それをスキャナーで画像として保存し、ペーパーとしての本は実家のプレハブに突っ込んでやろうという魂胆である。


スキャナーにかけるには、本を一枚の紙に解体しなければならない。「本には多かれ少なかれ「気持ちがこもる」もの」とはじょっぱりモバイル道じょっぱりさんの言葉だが、そのとおりでその作業には心が痛む。だがこれも同じくじょっぱりさんからの引用だが「自宅の本棚に置きっぱなしでホコリをかぶらせているのが、本を活かしていることになるのか」と考え、有効利用の為にこの度本をバラバラにすることを決意した次第である。


実はmuni62はある日系メーカーの内勤系リーマンかつ転勤族である。現在の勤務地に引っ越して2年強になるが、この秋別の県に移動する予定である。転職を含めてこの10年間で大体3年置きに勤務地が変わっているのだが、その度に千冊を超える本を運ぶのは非常に手間が掛かる。また来年には海外赴任という話もでている。さすがに海外にまで本をすべて持っていくことは無理である。そこで最近は軽量コンパクト大容量なポータブルハードディスクが安価で売られており、これにスキャン画像を突っ込んで移動すれば楽ではないか!...そう考えたのである。


これまで苦楽を共にし、muni62を支えてきてくれた本達よ、すまぬ。あるときはビジネスパートナー、あるときはプライベートな相談相手となってくれたお前たち一冊一冊にそれぞれ思い出が詰まっている。バラバラにするのは心が痛む。だが将来のことを考えた場合こうするしか方法が無いのだ。姿かたちは変わろうと、これからも脳みその容量の少ないmuni62を助けるべく活躍してくれ!...本気でそう思っているmuni62である。