Fontforge

この日記を読んで、自分もフォントを弄ってみたい、と思われた方のために、WindowsXP上でFontforgeを動かすための必要最小限のセッティング方法を参考までに書いておく。しかし在るものは利用するのがmuni62の基本姿勢である。他人様がきれいにまとめたページが在るので、まずはそれをご紹介する。


http://www7.ocn.ne.jp/~gws/pfaedit.html


このページには、Cygwinをインストールし、その後Fontforgeをインストールする、その手順が説明されている。
まあそれを紹介するだけでは意味が無いので、最短距離の説明を。
まずはDLパッケージの選択だが、これは「X11」のところだけをInstallにすれば良い。Cygwinのダウンロードには結構時間が掛かるので、余分なものは省いた方が良い。


手順どおり設定を行い、デスクトップに作った「Cygwin」のショートカットをダブルクリックしてCygwinを起動する。次にXサーバを起動すべく「デフォルトの位置にインストールした場合は C:\cygwin\usr\X11R6\bin に移動して startxwin.bat をダブルクリックすると cygwin+x windowの環境が立ち上がります」と同ページに説明があり実行したが、なぜかmuni62の環境ではダメであった。この時点でかなり萎えたmuni62であったが、力を振り絞りさらにネットで検索してみると...


http://www.okisoft.co.jp/esc/cygwin-9.html


を発見した。
これによると、C:\cygwin\usr\local\bin\に起動スクリプトを置けと書いてある。そこで同ページからダウンロードしたstartxwinを置き、プロンプトに「startxwin」と打ってenter、すると、無事xterm(Xサーバ)が起動した。




しかしこのままではX11クライアント(今回の場合はFontforgeが起動できない。このページを更に読み進んでいくと、C:\cygwin\usr\local\bin\に起動バッチを置くと、Windows環境から直接X11を起動できると書いてある。しかしバッチファイルのリンクがなぜか切れている。う〜ん、ここからどうやってFontforge起動するんだ?え〜い、ファイル名一緒だから動くだろう、ということでC:\cygwin\usr\X11R6\bin\startxwin.batC:\cygwin\usr\local\bin\にコピーしダブルクリックすると...X11クライアントらしきものが起動、すかさず、


と打ち込んでenter、すると、



と無事Fontforgeが起動したのであった。これ以降は、

  1. Cygwinを起動、startwinとして実行
  2. startxwin.batをダブルクリックして実行
  3. Fontforgeのあるディレクトリに移動して、Fontforge.exeを実行

という手順でFontforgeを実行できるようになった。
上述の方法はmuni62の我流であり、言葉の使い方もいい加減でかえって混乱を招くかも知れないが、muni62はこの方法でFontforgeを使っている。まあ使えれば良いということで...もちろん環境によっては紹介したページどおりのセッティングでうまくいく場合もあると思う。muni62の環境ではダメであったが。
当然のことだがリンク先のページの作者様に「muni62の日記を読んで実行したがうまくいきません、どうしたら良いでしょうか」などと聞いてはいけない。またmuni62に聞かれても素人同然で答えられない。ここまで書いてきてなんだが、説明というよりは独り言に近い内容であった...
次回はFontforgeの使い方について書こうと思う。


(追記)インターネットセキュリティーのソフトウェアが起動していると、設定によってはXサーバが起動しない場合がある。その場合にはオフラインにしてセキュリティーを無効にするとよい。ただしマシンが無防備になるので実行は自己責任で。