設定備忘録

他所で既出のことであるが、システムフォントとClearType設定についてまとめてみた。


1.システムフォントは\windowsに置かなければならない


2.システムフォントは大きく分けて3種類ある。
 (1)システムフォント
 (2)メニューバーフォント
 (3)ポップアップメニューフォント
  レジストリがそれぞれ違う。


PocketTweakのシステムフォント設定画面


システムフォントのレジストリ


メニューバーフォントのレジストリ


ポップアップメニューフォントのレジストリ


3.システムフォントには1つだけ別のフォントをリンクさせることができる。リンクした2つのフォントのどちらの文字を表示させるかは、スキップテーブルに文字コードを指定して決める。


フォントリンクを有効にするレジストリ


フォントリンクのレジストリ


スキップテーブルのレジストリ


4.TrueTypeフォントには、OutlineグリフとBitmapグリフという性格の異なる2つのグリフが埋め込まれている場合がある。ClearType設定を有効にしたときに表示されるのがOutlineグリフである。それ以外の場合はBitmapグリフもしくはOutlineグリフをBitmapに変換したものが表示される。



(以下の記述は
http://www.cybercom.jp/~mikio/other/e830w/Chapter-0706.html#070601000000
からほとんどそのまま勝手に拝借しました。福島さん、ごめんなさい)


5.ClearTypeを有効
[HKEY_LOCAL_MACHINE\System\GDI\CLEARTYPE]
のキーがあるとClearTypeが有効。なければ無効。
VGA機では有効がデフォルトのようである)


6.LandScape時にClearTypeを有効
[HKEY_LOCAL_MACHINE\System\GDI\ClearTypeSettings]
"OffOnRotation"=dword:00000000
OffOnRotationの値が0なら有効。1なら無効。


7.PocketIEのClearTypeを有効
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings]
"ClearTypeText"=dword:00000001
ClearTypeTextの値が1なら有効。0なら無効。


8.PocketPC全体のClearType設定をコントロールパネルに出す
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Shell]
"NoClearType"=dword:00000000
にして、ソフトリセットするとコントロールパネルの画面にクリアタイプの設定が出る。


9.その他アプリケーション個別に設定できるものもある。